2024年2月15日木曜日

矢指川の源流を探して(2017年2月)

 矢指川(やさし)とは、横浜市の中央を東西に流れる、帷子川(2級河川)の支流で、帷子川との合流地点の、旭区今宿南町44番地あたりから上り、旭区矢指町西端に源流を持つ、短い距離の準用河川です。

父の通った都岡幼稚園の南側を上り、遊水池を経由して、相鉄バス旭営業所の北側の脇を通り、中原街道の下川井インターチェンジのすぐ北側の桜橋をくぐり、少しの距離だけ保土ヶ谷バイパスの北側を流れ、すぐにくぐり、下川井排水処理施設(かつて谷の一部が産廃埋立地だったため未だに排水を浄化中)を左に見ながら、矢指市民の森に広がる水田を見ながら歩いていると、菜の花畑が広がっています。夏は蛍が見られることで有名です。

菜の花が、2017年の2月5日には既に咲き出していました。









左へ進むと矢指市民の森。左奥側が追分市民の森。さらにその先の、野境通り(旭区と瀬谷区・武蔵国と相模国の境あたりを走る)の先は、県立瀬谷高校(現横浜瀬谷高校)一帯の瀬谷市民の森と、旭区とその近辺は、緑が大切に保全されています。


水田と菜の花畑の田舎道右手には、梅が盛りと咲いていました。









先へ進むと、上に中原街道。










来た道を振り返ると、菜の花畑は遠くに。










この近辺は、追分市民の森の範囲なのか・・・。山の中なので、隣接する矢指市民の森との境が良く分からない。







かつての谷戸田の区画の名残か、矢指川も申し訳なさそうに、脇を流れ(流され)、ほぼ直角になる箇所も。









既にそこらの道端の側溝と化しています。少し勾配が出てきました。









その先に現れたのは、沼とも池とも見分けのつかない湿地。









その上流に、角マス。途中が詰まっているのか、溢れているようです。旭区の小川の源流では、当たり前に見える茶褐色の泥。富士山の火山灰による【赤土層】から、鉄分豊富な水が湧いてきているのだと思われます。






ほんの少し先で、広葉樹の根本から水が湧き出ているのが見て取れました。
ここが、矢指川の源流なのでしょう。








首をあげると、【聖マリ・・】の看板が。【聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院】のことです。私を含め、3兄妹が産まれた病院です。
隣接する横浜市の水道を管理する神奈川県内広域水道企業団(旭区矢指町1194)とが、矢指川の源流と考えてよいかと思います。

計らずも、水道企業団と矢指川の源流が一緒というのも、何か因果を感じます。

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