2024年3月30日土曜日

とげぬき地蔵尊にて

 おばあちゃんの原宿と呼ばれる、巣鴨のとげぬき地蔵尊(髙岩寺)が、小川名家は何となく大好きで、昔からよく行っていました。(写真は2012年12月末)

この大香炉で、地蔵尊に線香を献香し、その余りの香りで、身体を清めるらしい のですが、

我々は、この煙(髙岩のHPでは、香 としている)を浴びることにより、身体の悪い箇所に効くと勝手に解釈し、4人とも、頭を中心に何度も煙を受けています。よほど・・・(笑)。


母などは、足が不自由で来られない曾祖父のために、ハンカチに香を染み込ませている。

それにしても父は、さっきまでは体全体、頭、そして顔にまで煙を撫で続けている。気持ちは分からないでもないけれど。





オヤジ、まだ顔に・・・。可哀想に。






その点、私は紳士を気取っているので、






軽くお清め、






やはり、頭に必死に煙を浴びている証拠写真が残っていた。





でも、カメラ目線。






正月は大混雑するので、大晦日近くに先んじて初詣。
だから、正月の準備用に、本堂に国旗が掲げられている。




洗い観音(聖観世音菩薩石像)は、水をかけて、タオルで洗ってあげると、身体のその箇所が良くなるとの事で、行列です。

我が家は、次の方に配慮して、届く範囲を洗っていましたが、父だけは、頭と顔を集中的に、念入りに洗っていました。
歳を重ねると、あさましくなるものなのか。


2024年3月29日金曜日

神道式の葬儀祭壇

 昨日は、研修時に見せてもらったキリスト教の葬儀の祭壇を、紹介しましたが、

こちらは、神式(神道・日本では仏教が伝来するまでは主流の信仰・天皇陛下を神主のトップとして現在に至る)の祭壇。







一見、仏式と大きな差は感じませんが、
ひもろぎが2本。
三宝の上に、海山の幸、米・お神酒・塩が奉納されています。
中央に神殿、両脇に榊、灯明。




神主様が、ここから神前に進み出て、祝詞奏上するようです。

参列者は、榊に、紙垂(しで・しめ縄代わりの白いジグザグの紙)を取り付けた玉串(たまぐし)を、神前に奉奠するそうです。

建築屋の父曰く、知っている方が多い、『地鎮祭・床鎮めの儀』、神主さんにご依頼する『起工式』『上棟式』『竣工式』と、似てるな。

2024年3月28日木曜日

キリスト教の葬儀祭壇、研修にて

 私は、とある葬儀社に勤務していましたが、新入社員研修時に、様々な葬儀を見せていただき、勉強していました。

日本において、大多数を占める仏式の葬儀ですが、当然ながら、キリスト教、神道、その他もろもろの葬儀のスタイルがあります。






教会における葬儀。









日本では、宗教の自由が約束されています。
生前に本人が信仰した宗教のもと、最期を迎えられるのは幸せですね。

2024年3月21日木曜日

長津田の高尾山

 10年前の写真。
父に、『婆さんの出身地の長津田に、標高100ⅿの高尾山あるの知ってる?』
知らなかったので、一緒に行きました。横浜市緑区長津田

鶴見川水系からは、少々登った場所に、ぽつねんと鳥居が。







飯縄神社(いづな)が頂上に。

後ろに見える大きな建物は、東京工業大学すずかけ台キャンパス。






【長津田十景】の看板
以下、書きうつします。
⑤高尾暮雪(たかおぼせつ)
高尾山は、1等三角点が存在すことからも分かるように、周囲をよく見晴らせる非常に眺望のよい場所である。
山頂には飯縄神社がある。
暮雪は遠くに雪を頂いた山を見渡すイメージ。
緑区で一番高いところに位置し標高100.5ⅿあり、ここを分水嶺として南東は緑区岩川へ、西は瀬谷区へとそれぞれ水源をなしていました。辻を眼下に見下ろし、その果てる所は大山や丹沢連峰が横たわっています。
(長津田地まちづくりの会 緑区チャレンジ提案事業)
天候に恵まれませんでしたが、十景に選ばれる通り、比較的平らな相模原台地がよく見え、広く見渡せる地でした。






東京都とも神奈川県とも、とれる町田(かつて三多摩全体が、神奈川県だった時期もあるし)方面も、よく見えます。
実際、旭区三川井地区の人間は、少し前まで、よく町田に買い物に行っていたらしい。周囲で一番行きやすかった場所なのか、八王子往還・町田街道で、高低差が少なく人の移動、縁戚関係も多かったようです。



少し移動すると、反対側(東側)には、東名高速道路が見えます。






長津田十景にも説明があった、1等三角点。







吹きすさぶ強風でねじれながら育ったのか、巨木があり、その前に石碑。(風化して文字が読み取れなかった)






長津田の氏子の方々が守ってきた社殿。







飯縄神社(高尾さま)御由緒
鎮座地 
横浜市緑区長津田町字西の原(高尾原)
 当地は標高100余メートルで、市内唯一の一等三角点があり、横浜市北部方面で最も高く、眺望のよい場所である。
御祭神
飯縄大権現(イヅナダイゴンゲン)
祭 事
毎年四年上旬の休日
 この神社の御祭神である飯縄大権現は、八王子市にある高尾山薬王院の飯縄大権現を勧請したものと伝えられている。また、飯縄大権現は不動明王の化身とも言われて、いろいろな苦しみを除いたり、福を授けたりする霊験あらたかな神として信仰されてきた。
 この飯縄大権現が長津田の地にいつ頃勧請されたのか定かではないが、古老や篤志家によれば、次の通りである。
一、寛文六年(1666)の頃の検地帳に高尾原という地名があるので、そのころすでに勧請されていたものと思われる。
二、文化十一年(1814)に社殿が再建されており、病魔退散、養蚕の守護神として信仰されていた。
三、長津田の領主であった岡野家から供本を奉献されていた。
四、大正十年(1921)と昭和三十五年(1960)ぶに社殿が朽廃したので、再建されている。
五、この神社は昔から福泉寺が神守として管理し、祭礼を主宰している。
 この度、辻、岡部谷戸の氏子並びに崇敬者の寄進によって、銅板葺九尺二間の社殿が造営され、平成十一年三月吉日、竣工報告をかね、例祭を執行した。
 この飯縄大権現を信仰するものが、あらたかな霊験による御利益をいただいて安らかで幸せな暮らしができることを、祈念するものである。

氏子中一同

2024年3月20日水曜日

港北区の高田天満宮には、都市伝説的な逸話が

 2014年9月に、父と何気なしに、港北区高田西3-25-1にある【高田天満宮】に行き、貼りだされている由緒書きが、何とも気になった。

以下は、神社仏閣を調べつくされている
猫の足あとさん】に、分かりやすく書かれているものを、ほぼそのまま載せさせていただきます。

正中二年(西暦1325年)5月25日夜 当地申酉(西南西)の方より光物が現れ、しきりに振動した。夜に至るも四方昼の如く明るく、光物は遂に当地の山中に鎮まり 昼夜雷光乱れ飛び、人々近づくことが出来なかった。
時に小蛇梅の若木の下に現れ、異香を放って正く天神に観音の垂迹と思われた。これこそ衆生済度の方便、大慈大悲の誓なりとて、興禅寺弁珠法印先達となり 榊の枝を取って前に置くと、小蛇は榊枝の上に留まった、時に領主桃井播磨守直常近く之を見聞し信心止みがたく遂に社を建立せしめ、当所一帯の氏神と仰いだという。大正六年神饌幣帛料供進社に指定された。(神奈川県神社誌より)

西南西の方角といえば、地図上では、第三京浜道路の都筑インターチェンジ方向ですが、
以前から、第三京浜を東京の玉川から、横浜方面へ向かう途中、UFOと思われる、強い光を放った物体が動くさまを、見たという噂はありました。
父も、駒大の帰りに(何なぜか車通学)、第三京浜のこの辺りを通行中に、深夜なのに、空一面が明るくなった時があると。

かつて、父と暗い時間帯に、京都府の天橋立から、兵庫県豊岡市の城崎温泉へ、道に迷いながら(カーナビ無しで旅をしていた)、道の途中で、谷戸田に迷い込み、カエルの合唱がよく聞こえ愉しげなので、クルマを下りてみた。
すると、それまでたくさん鳴いていたカエルさんが、鳴くのをやめて、静寂になり、空を見上げると、満点の星空。そこに、一つだけ、横に上下に移動している光(白、赤に色を変化させて)が。当時、旧温泉町だかにヘリポートがあることは、水曜どうでしょうで、大泉洋が【ヘリに酔う】シーンで理解していたので、ヘリコプターだろうと思っていましたが、光が、2つに、そして3つになり、ゆっくりながらヘリコプターとは明らかに違う動きをしていました。
『オヤジ、あれ、UFOじゃない?』と。
父も、「そうだべ」と、食い入るようにみていました。

やがて、峯の裏側に消えていきました。
途端に、カエルが大きく鳴きだしました。

カエルといえば、古事記によれば、大国主尊と、ガガ船にのって、ミソサザイという鳥の羽根を身体にまとった小さな少彦名命との出会いのシーンが思い出されます。
『お前は誰だ?』と大国主は聞きましたが、その回答に納得がいかず困っている所に、カエルが大国主に言いました。
「クエビコ・久延毘古(案山子・かかし)なら、何でも知っているよ」と。
アドバイス通り、クエビコに聞き、
「神産巣日神・カムムスビ3人目の神様)の息子で、少彦名命(スクナビコナノミコト)だよ」と、何でも知っている案山子が教え、二人で国作りをするきっかけになった古事記の一幕。

我々もそれに倣って、カエルさんに聞いてみましたが、我々には彼等の言っていることが聞き取れなかった。

話が、脱線しましたが、手水には、八咫烏さんが。(2本足でしたが)

由緒に出てくる、小蛇、梅、榊と、龍蛇信仰の強かった日本、梅は春を告げる縁起の良い花(菅原道真の飛梅話・家紋が梅鉢紋)、神と人との境であり、さかえるという発音から、神社では祝い事の時に、玉串として奉奠されるのが、榊(仏もあり)と、縁起物ばかりなので、作り話とも取れますが、室町時代と時代はそれほど古くないので、こうした言い伝えに、耳を傾けるのも必要だと考えます。つまり、小蛇は宇宙人か、そのお使い?
(日本は、古来から口伝で昔の事を代々伝えられていますが、多少の尾ひれが付くのは仕方ないにしても、ある程度の史実を土台にしている場合が多い)

丁番が、この辺りでは珍しく、おしゃれなデザインでした。







何ともなしに、猿の腰掛が落ちてるし、







この辺りでは、あまり見かけない石像が。

天満宮だから、菅原道真公なのかとも考えますが、福井県(越前国)にあるという、継体天皇の石像と、何か似て見えました。

3頭身~3.5頭身で、頭の形状に独特な感がある。
越の国から、或いは朝鮮半島経由で、伝わってきた技法のような。
継体天皇は、応神天皇の5世の孫(来孫・5親等の直系親族)と言われたり、いくつかの議論が絶えないが、分からないので、そこには触れません。

何れにしても、高田天満宮は、何かパワーを感じるため、もう一度伺いましたが。

2024年3月19日火曜日

飼い主に似た犬

 私の大好きなジジの家では、犬(ワンコ)とずっと一緒に暮らしていますが、私が知っているのは、ビーグル犬の【なな】。
そして、2016年4月時点では、ミニチュアダックスの【ロール】


10歳ごろの、ロール。
つぶらな瞳。






瞳の先には、ジジが。
いつも、彼女は飼い主を見つめていました。
愛し合っている感じ。




ジジとロール、似てみえます。

日を重ねるごとに、飼い主のジジにそっくりに。


散歩も、途中からジジに抱かれて。



散歩中。
我が家の理容しばざきから、まだ30m程度。






さらに10mほど歩きました。






T字路を、曲がったよ。






私がパトロールしていないと、他のワンコにマーキングされている。
私の臭いを付けないと。





この辺りなんだけど、少しだけ疲れてきた。






100mもの道のりを散歩したら、だいぶ疲れた。
『ロール、ジジのところへ帰ろうか』
急に眼に輝きを取り戻しました。




右が孫が心配(可愛くて)で、付き添ってきたジジ。やはり、ロールと似てる。
左が妹の詩(うた)。
旧横浜文化体育館での神奈川県理容競技大会にて。





少し、若い頃の、ロールと私。


我が家の前に戻ってきました。
合計200mも歩いた。(彼女にしては)





我が家が、一番安心。
落ち着き払っています。






左が飼い主のジジ(理容しばざの店主)
やはり、似てる。
中央が、少し若かりし母。右が、弟の輝心。






くつろぐ、私とロール。
脛が長いな。
身長だけでなく、靴は28.5㎝で、オヤジの28㎝を超えたけど、弟の輝心が、3年ほど前に、29㎝になったらしい。
私たちは、【バカの大足】揃い。

一眼レフも良いけれど、このコンパクトな富士フィルムのカメラ、使い勝手がいいんだ。

髪はウェーブがかかっているけど、ただの天然パーマです。
父の、チリヂリパーマに似なくて良かった。




彼女はこの後も、生き続けましたが、残念ながら彼女亡きあと、ジジが寂しそうにしていたらしく、写真の妹(うた)が、気を利かせたのか、ポメプーの【あい】ちゃんを、どこからか連れてきたようです。

どのワンコも、ジジに似て、愛情深いのでした。

2024年3月13日水曜日

もうじき【桜】咲きますね

 2011年4月3日前後の私が撮った、桜の写真。


さくら満開です。
日本人に生まれて、本当に良かったと思う瞬間。




我が家のすぐそば、今宿西町574番地の感應山・本立寺(ほんりゅうじ)さんの『しだれ桜』




毎年、今宿地区の方々を、癒してくれています。






老木ながら、幹の近くまで花を付けてくれています。







切り株の脇から、新たな枝をはやし、花まで咲かせて、偉い桜です。





青々とした松をバックに撮ると、桜の花は、ただの一色ではなく、濃淡がしっかり付いているのが分かります。





花弁をみると、花びらにより、濃淡の箇所が違いますね。

母方の柴崎の墓は、ここにあり、この時期うらやましい。

※旭区今宿地区、他の桜の名所は、今宿南町の清来寺。帷子川河川敷。そして、私たちは【水路・すいろ】と呼んでいる、『ふるさと尾根道緑道』の桜(ソメイヨシノが中心)が、樹齢的にも、非常に良いお花見スポットとなっています。 最近、少し選定したようで、大きな樹木は、小ぶりになりましたが。

京急の12.31パーミルポストと、ソメイヨシノ。






夜桜もいいですね。






月明かりに、照らされているような桜。






月と桜はあいますね。






父の好きな八重桜。
撮っておいてあげよう。




少し時期が遅れて咲く八重桜。
花びらの数が多く、ボリューム感満載。
そして、ピンク色が濃い。
新芽の若緑とのコントラストも素敵です。

オヤジ、あの顔で、案外とロマンティストだから・・・。


我が家のお向かいの河津桜。
これは、最近父が撮影したもの




これは、梅でした。
(名古屋鉄道 犬山検査場付近にて)






国宝 犬山城の桜。まだつぼみの時期でした。







母校駒澤大学の桜。






下から、ライトアップされている桜。


2024年4月2日現在の桜開花




妹の詩(うた)が、理美容専門のY高別科に入学式の時、親代わりの私が一緒に行きましたが、桜は咲いていなかった。





入学式場内に、咲いていました。






入学式に向かう際、うちの前には、桜ではなく、大根の菜の花が咲きほこっていました。

母ちゃん、嬉しそうで何より。


大河【光る君へ】 いいらしいですね

  大河ドラマ【光る君へ】、さらには、あまり絵的に知ることのなかった藤原道長役の柄本佑さんの演技に、父ははまっているそうですが、 父は平安時代の台頭激しい、東国の力強さが、大好きですが、i-padのケースを見るなり、烏帽子として被っている。2016年なので、先を行っていました。た...