2024年3月20日水曜日

港北区の高田天満宮には、都市伝説的な逸話が

 2014年9月に、父と何気なしに、港北区高田西3-25-1にある【高田天満宮】に行き、貼りだされている由緒書きが、何とも気になった。

以下は、神社仏閣を調べつくされている
猫の足あとさん】に、分かりやすく書かれているものを、ほぼそのまま載せさせていただきます。

正中二年(西暦1325年)5月25日夜 当地申酉(西南西)の方より光物が現れ、しきりに振動した。夜に至るも四方昼の如く明るく、光物は遂に当地の山中に鎮まり 昼夜雷光乱れ飛び、人々近づくことが出来なかった。
時に小蛇梅の若木の下に現れ、異香を放って正く天神に観音の垂迹と思われた。これこそ衆生済度の方便、大慈大悲の誓なりとて、興禅寺弁珠法印先達となり 榊の枝を取って前に置くと、小蛇は榊枝の上に留まった、時に領主桃井播磨守直常近く之を見聞し信心止みがたく遂に社を建立せしめ、当所一帯の氏神と仰いだという。大正六年神饌幣帛料供進社に指定された。(神奈川県神社誌より)

西南西の方角といえば、地図上では、第三京浜道路の都筑インターチェンジ方向ですが、
以前から、第三京浜を東京の玉川から、横浜方面へ向かう途中、UFOと思われる、強い光を放った物体が動くさまを、見たという噂はありました。
父も、駒大の帰りに(何なぜか車通学)、第三京浜のこの辺りを通行中に、深夜なのに、空一面が明るくなった時があると。

かつて、父と暗い時間帯に、京都府の天橋立から、兵庫県豊岡市の城崎温泉へ、道に迷いながら(カーナビ無しで旅をしていた)、道の途中で、谷戸田に迷い込み、カエルの合唱がよく聞こえ愉しげなので、クルマを下りてみた。
すると、それまでたくさん鳴いていたカエルさんが、鳴くのをやめて、静寂になり、空を見上げると、満点の星空。そこに、一つだけ、横に上下に移動している光(白、赤に色を変化させて)が。当時、旧温泉町だかにヘリポートがあることは、水曜どうでしょうで、大泉洋が【ヘリに酔う】シーンで理解していたので、ヘリコプターだろうと思っていましたが、光が、2つに、そして3つになり、ゆっくりながらヘリコプターとは明らかに違う動きをしていました。
『オヤジ、あれ、UFOじゃない?』と。
父も、「そうだべ」と、食い入るようにみていました。

やがて、峯の裏側に消えていきました。
途端に、カエルが大きく鳴きだしました。

カエルといえば、古事記によれば、大国主尊と、ガガ船にのって、ミソサザイという鳥の羽根を身体にまとった小さな少彦名命との出会いのシーンが思い出されます。
『お前は誰だ?』と大国主は聞きましたが、その回答に納得がいかず困っている所に、カエルが大国主に言いました。
「クエビコ・久延毘古(案山子・かかし)なら、何でも知っているよ」と。
アドバイス通り、クエビコに聞き、
「神産巣日神・カムムスビ3人目の神様)の息子で、少彦名命(スクナビコナノミコト)だよ」と、何でも知っている案山子が教え、二人で国作りをするきっかけになった古事記の一幕。

我々もそれに倣って、カエルさんに聞いてみましたが、我々には彼等の言っていることが聞き取れなかった。

話が、脱線しましたが、手水には、八咫烏さんが。(2本足でしたが)

由緒に出てくる、小蛇、梅、榊と、龍蛇信仰の強かった日本、梅は春を告げる縁起の良い花(菅原道真の飛梅話・家紋が梅鉢紋)、神と人との境であり、さかえるという発音から、神社では祝い事の時に、玉串として奉奠されるのが、榊(仏もあり)と、縁起物ばかりなので、作り話とも取れますが、室町時代と時代はそれほど古くないので、こうした言い伝えに、耳を傾けるのも必要だと考えます。つまり、小蛇は宇宙人か、そのお使い?
(日本は、古来から口伝で昔の事を代々伝えられていますが、多少の尾ひれが付くのは仕方ないにしても、ある程度の史実を土台にしている場合が多い)

丁番が、この辺りでは珍しく、おしゃれなデザインでした。







何ともなしに、猿の腰掛が落ちてるし、







この辺りでは、あまり見かけない石像が。

天満宮だから、菅原道真公なのかとも考えますが、福井県(越前国)にあるという、継体天皇の石像と、何か似て見えました。

3頭身~3.5頭身で、頭の形状に独特な感がある。
越の国から、或いは朝鮮半島経由で、伝わってきた技法のような。
継体天皇は、応神天皇の5世の孫(来孫・5親等の直系親族)と言われたり、いくつかの議論が絶えないが、分からないので、そこには触れません。

何れにしても、高田天満宮は、何かパワーを感じるため、もう一度伺いましたが。

0 件のコメント:

コメントを投稿

大河【光る君へ】 いいらしいですね

  大河ドラマ【光る君へ】、さらには、あまり絵的に知ることのなかった藤原道長役の柄本佑さんの演技に、父ははまっているそうですが、 父は平安時代の台頭激しい、東国の力強さが、大好きですが、i-padのケースを見るなり、烏帽子として被っている。2016年なので、先を行っていました。た...