10年前の写真。
父に、『婆さんの出身地の長津田に、標高100ⅿの高尾山あるの知ってる?』
知らなかったので、一緒に行きました。横浜市緑区長津田
後ろに見える大きな建物は、東京工業大学すずかけ台キャンパス。
以下、書きうつします。
⑤高尾暮雪(たかおぼせつ)
高尾山は、1等三角点が存在すことからも分かるように、周囲をよく見晴らせる非常に眺望のよい場所である。
山頂には飯縄神社がある。
暮雪は遠くに雪を頂いた山を見渡すイメージ。
緑区で一番高いところに位置し標高100.5ⅿあり、ここを分水嶺として南東は緑区岩川へ、西は瀬谷区へとそれぞれ水源をなしていました。辻を眼下に見下ろし、その果てる所は大山や丹沢連峰が横たわっています。
(長津田地まちづくりの会 緑区チャレンジ提案事業)
天候に恵まれませんでしたが、十景に選ばれる通り、比較的平らな相模原台地がよく見え、広く見渡せる地でした。
実際、旭区三川井地区の人間は、少し前まで、よく町田に買い物に行っていたらしい。周囲で一番行きやすかった場所なのか、八王子往還・町田街道で、高低差が少なく人の移動、縁戚関係も多かったようです。
鎮座地
当地は標高100余メートルで、市内唯一の一等三角点があり、横浜市北部方面で最も高く、眺望のよい場所である。
御祭神
祭 事
この飯縄大権現が長津田の地にいつ頃勧請されたのか定かではないが、古老や篤志家によれば、次の通りである。
一、寛文六年(1666)の頃の検地帳に高尾原という地名があるので、そのころすでに勧請されていたものと思われる。
四、大正十年(1921)と昭和三十五年(1960)ぶに社殿が朽廃したので、再建されている。
この度、辻、岡部谷戸の氏子並びに崇敬者の寄進によって、銅板葺九尺二間の社殿が造営され、平成十一年三月吉日、竣工報告をかね、例祭を執行した。
この飯縄大権現を信仰するものが、あらたかな霊験による御利益をいただいて安らかで幸せな暮らしができることを、祈念するものである。
氏子中一同